2012年3月16日金曜日

iPhoneアプリ申請の取り下げ


先日、iTunes Connectにアップデート申請していたRandomReelのレビューが終わりリリース可能な状態になったのですが、時を同じくしてちょっとしたバグを発見してしまいました。

申請時に、レビュー後自動公開ではなくこちらのタイミングでリリースできるように設定していたので、公開前に申請を取り下げました。

ということで、アプリの申請取り下げ方法をメモ。

デベロッパーリジェクト

iTunes Connect > Manage Your Application で対象のアプリを選択し、アプリ情報画面から申請中のバージョンの「View Detail」ボタンを押す。

右側のLinksにある「Binary Details」リンクを選択。


右上にある「Reject This Binary」を選択。


これで申請はなかったことに。
アプリのステータスが冒頭の画像のように「Developer Rejected」になっているはずです。
いわゆる自分リジェクトというやつです。

この後、同じバージョン番号で修正したアプリを再申請することができます。


アップデートの公開タイミング

おまけ。アップデート申請時の公開タイミング設定は"I will release <アプリ名> after it has been approved"にしといた方がいいですよ。


"Automatically ..."にしておくと、いつ公開されるかわからないので、今回のようなことが起きた場合に落ち着いて対応できなくなります。些細なバグならまたアップデートすればいいんですが、アップデートもあまりに頻繁になりすぎるとユーザーにとってよくないですよね。


ちなみにRandomReelで見つかったバグは、メモリ警告発生時の動作に関するものです。
開発者の皆さん、気をつけましょう。
せっかくなので、修正だけじゃなく当初の予定にはなかった改善も入れて再申請しようと思います。


3 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

お世話になります。初めまして。
こちらのサイトを見させて頂きました。
質問があります。
「同じバージョン番号で修正したアプリを再申請することができます。」とございますが、
これをするためにはどのような手順で再申請すれば良いのでしょうか?!
お手数をおかけ致しますが、ご返答頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。

hayate さんのコメント...

ご質問ありがとうございます。
同じバージョン番号での再申請手順としては以下でしょうか。
1.記事の手順で申請取り下げ
2.Xcode上でVersion、Buildを変えずにArchive
3.普通の手順で申請
注意していただきたいのは、同じバージョン番号での再申請が可能なのは、リリース前に取り下げた場合のみです。
一度リリースされてしまうと、Validate時に弾かれてしまいます。
ご期待の回答になっていますでしょうか?
不明点があればお気軽にご質問ください。

Unknown さんのコメント...

おはようございます。ご回答ありがとうございました。いやぁ、助かりました。
ここでつまずいていたので良かったです。
また、何かありましたらよろしくお願いします。